伊勢・鳥羽旅行の移動手段として、今回は近鉄特急「ビスタカー」を利用した。
大阪難波駅から伊勢市駅まで約2時間。
せっかくの旅行なので、少しでも旅気分を味わいたいと思い選んだ列車である。
結論から言えば、
「移動時間そのものを旅に変えてくれる列車」
だった。
一方で、実際に乗ってみると気をつけた方が良い点もいくつかあったので、今回は実体験ベースでレビューしていこうと思う。
■ビスタカーとは?
ビスタカーは、近畿日本鉄道 の特急車両のひとつで、2階建て構造になっているのが特徴である。
特に2階席は通常の特急列車より視点が高く、車窓を広く見渡せる。
大阪から伊勢・鳥羽方面へ向かう観光客にも人気が高い列車だ。
■実際に乗って感じた良かった点
■①見晴らしがとても良い
やはり最大の魅力はこれである。
座席位置が高いため、
八尾周辺の街並み
山間部の景色
三重の田園風景
などを広く見渡すことができた。
特に田植えシーズンの田園風景は美しく、旅情をかなり感じられる。
「移動」ではなく、すでに旅が始まっている感覚になれる列車だった。
■②移動がかなり快適
大阪難波駅から伊勢市駅まで約2時間。
乗り換えなしで到着できるため、かなり楽である。
特に伊勢・鳥羽方面は車移動のイメージも強いが、
運転疲れがない
景色を楽しめる
お酒も飲める
という意味では、電車旅との相性が非常に良いと感じた。
■③思ったより混雑していない
もちろん時期にもよるが、GW明けの日曜日でも「押し合いになるほど」ではなかった。
観光特急ということもあり、比較的落ち着いた雰囲気だった印象である。
長距離移動でも疲れにくいのはありがたい。
■実際に困った点・注意点
■①コンセントがない
これが今回一番困った点だった。
うっかりスマートウォッチの充電を忘れており、乗車時点で残り10%。
「これはまずい…」
と焦ることになった。
スマホ・イヤホン・スマートウォッチなど、現代は充電必須の機器が多い。
モバイルバッテリーは持って行った方が安心だと思う。
■②日差しがかなり強い
2階席は景色が良い反面、日差しも入りやすい。
特に晴天の日中はかなり眩しかった。
窓側席の場合は、
帽子
サングラス
羽織もの
などがあると快適かもしれない。
■③トイレはやや狭め
設備自体は問題ないが、ややコンパクトな印象だった。
大荷物を持ったまま利用するには少し窮屈に感じる人もいるかもしれない。
出発前に駅で済ませておくと安心である。
■こんな人におすすめ
ビスタカーは特にこんな人に向いていると思った。
- 景色を楽しみながら移動したい人
- 伊勢・鳥羽旅行を特別なものにしたい人
- 車移動よりゆったりした旅がしたい人
- 電車旅そのものを楽しみたい人
逆に、
- 充電環境を重視する人
- PC作業をしたい人
には少し不便かもしれない。
■総評★★★★☆|“移動時間も旅になる列車”
多少の不便さはあるものの、それを上回る「旅情」がある列車だった。
伊勢・鳥羽方面は景色の変化も多く、
- 都市部
- 山間部
- 田園風景
と、車窓だけでもかなり楽しめる。
単なる移動手段ではなく、
「旅の始まりを感じさせてくれる特急」
それがビスタカーだった。



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