淡路島二日目|絶景とスイーツを巡るドライブ旅

ゆる旅プラン

誰もいない淡路夢舞台で迎える朝

淡路島一日目|神話とグルメを巡るドライブ旅
大阪から車で淡路島へ|阪神高速と明石海峡大橋を越えて私は久しぶりのドライブ旅を前にして、少しばかり億劫な気持ちになっていた。なぜなら、“魔境”とも言われる阪神高速を抜けなくてはいけなかったからだ。「ふぅ、行くか。シートベルト締めた?」そう確…
淡路夢舞台・あわじグリーン館 レビュー|花と緑に癒される淡路島の絶景スポット
【良かった点】・グランドニッコー淡路から連絡通路でアクセスできる・早朝の百段苑は人が少なく、ゆっくり散策しやすい・百段苑からあわじグリーン館へそのまま移動でき、観光ルートが分かりやすい・四季折々の花や植物に癒される・ルートによってはエレベー…

翌朝、8時。

私たちは宿泊先の グランドニッコー淡路 と同じ敷地内にある 淡路夢舞台 にやってきた。

そして驚いた。

誰もいないのである。

見渡しても観光客の姿はなく、遠くに職員さんが二人いるだけ。

昨日の賑わいが嘘のようだった。

私たちはエレベーターで上まで上がり、広がる花壇を眺める。

朝の光を浴びた花々は美しく、風も穏やかだった。

「私たちだけやね。」

妻はそう言って微笑む。

ただ、その声には少し疲れも混じっていた。

昨日の ニジゲンノモリ の冒険は、思った以上に体力を削っていたらしい。

本来なら鳥のさえずりや風の音も楽しめる場所なのだろう。

それでも私たちは、気づけば1時間以上その場で過ごしていた。

何もしなくても居られる。

そんな心地よさがあった。

その後、隣接する あわじグリーン館 へ向かう。

こちらは一転して植物たちの世界である。

館内には珍しい青い胡蝶蘭をはじめ、さまざまな植物が展示されていた。

普段はあまり植物園に行く機会がない私たちだが、思わず夢中になって写真を撮る。

「植物園って、意外といいところやね。」

そんな言葉が自然と出てきた。

特に印象的だったのは、高さ20メートルにもなる緑の塔。

見上げるだけで圧倒される。

館内には水の流れる音も響いていて、不思議と気持ちが落ち着いた。

昨日の疲れで少し元気のなかった妻も、いつの間にか楽しそうに写真を撮っている。

それを見て、

「来てよかったな。」

と素直に思った。

🔽淡路島夢舞台・あわじグリーン館のシーンから

生まれ変われる岩を目指して ー 明神岬

明神岬 レビュー|SNSで話題の“生まれ変わりの岩”がある絶景スポット
【良かった点】・海が目の前まで迫るような圧倒的な絶景を楽しめる・岩をくぐる「生まれ変わり体験」ができる神秘的なスポット・SNSで話題になる理由が分かるフォトジェニックな景観・自然の中を歩く冒険感があり、非日常を味わえる・無料で訪れることがで…

次に向かったのは、SNSで何度も見かけた話題の明神岬だった。

駐車場に車を停め、まずは神社へ参拝する。

とはいえ、多くの人のお目当ては別にある。

私たちも参拝を済ませると、さっそくその場所へ向かった。

ところが、これがなかなか大変だった。

海沿いの崖を歩くのだが、場所によっては道幅が驚くほど狭い。

体感では30センチほど。

さらに岩場も続く。

「これ、サンダルで来たらあかんやつや。」

そう思いながら慎重に進む。

途中には、

「え、ここからどっち?」

と立ち止まる場所もあった。

だが、その分だけ景色は素晴らしい。

足元には海。

目の前には青空。

たしかにこれは写真を撮りたくなる。

SNSで人気になるのも納得だった。

しばらく歩くと、お目当ての岩が見えてきた。

この岩をくぐると、生まれ変われると言われているらしい。

せっかくなので私も挑戦する。

実際にくぐってみると――

まあ、生まれ変わったような気がしないこともない。

その時だった。

ふと後ろを振り返る。

妻がいない。

「あれ?」

少し驚いたが、LINEを見るとメッセージが届いていた。

「道が難しいから入口で待ってるね」

なるほど。

たしかに、この道は誰でも気軽に歩ける感じではない。

小さな子どもや高齢の方、足元に不安のある人は無理をしない方が良さそうだ。

天気の悪い日はなおさらである。

そして試練はまだ終わらなかった。

岩を抜けた先で、今度は海辺の虫たちが待ち構えていた。

私は虫が苦手である。

思わず

「うわっ!」

と声が出る。

なんとか最後まで歩き切り、神社の裏手から駐車場へ戻ってきた。

どうやら私は、生まれ変わる権利を獲得したらしい。

さて、何になろうか。

(ダイエットが成功しますように)

🔽明神岬のシーンから

幸せのパンケーキで旅を締めくくる

幸せのパンケーキ本店 レビュー|海と空に包まれる淡路島の人気スイーツカフェ
【良かった点】・海沿いのロケーションで景色や潮風など五感で楽しめる・ふわふわで完成度の高いパンケーキが味わえる・フォトスポットが充実しており、待ち時間も楽しめる工夫がある・予約をすれば混雑や待ち時間をある程度回避できる可能性がある・リゾート…

旅の最後に訪れたのは、「幸せのパンケーキ」本店。
スイーツ好きなら、一度は名前を聞いたことがあるだろう。

明神岬から車で10分ほど。

到着してまず驚いた。

建物が妙にハワイアンなのである。
しかも目の前にはバス停まである。

「どれだけ人が来るんや……」

そう思いながら駐車場を見ると、警備員が二人。
平日の昼にもかかわらず、多くの人が行列を作っていた。

私たちは事前に予約していたので、そのまま案内してもらう。
この様子を見る限り、予約はしておいた方が良さそうだ。

店内に入った瞬間、思わず声が漏れた。

「涼しい……」

初夏とは思えない暑さの中を歩いてきたので、それだけで幸せだった。

ただ、この店には一つ特徴がある。
料理が出てくるまで時間がかかるのだ。

20分以上。

普通の店なら少し長く感じるかもしれない。
だが、この店はその待ち時間さえ楽しめるようにできていた。

海へ続く階段。

額縁のようなフォトスポット。

円形のモニュメント。

そして「幸せの鐘」。

SNSで人気になるのも納得だった。

私は撮影に出かけた。
妻も誘おうかと思ったのだが、疲労困憊の表情を見てやめておいた。
無理は禁物である。

そうこうしているうちに、ようやくパンケーキが運ばれてきた。
ふわふわのパンケーキが三枚。

妻の皿にはホイップクリーム。
私の皿には色鮮やかなフルーツ。

見るからに美味しそうだ。

まずは何も付けずに一口。

卵の風味が濃い。
続いてクリームやフルーツと一緒に食べる。

そこで完成した。

パンケーキの優しい甘さ。
控えめなクリーム。
フルーツの酸味。

どれか一つが主張するのではなく、全体でまとまっている。

派手さよりも完成度。

そんな印象だった。

食べ終わったあともしばらく余韻が残る。
人気店には人気店になる理由があるのだと、素直に思った。

帰る前に、妻を幸せの鐘へ連れて行く。

「鳴らしてみ。」

「うん。」

すると、

「あれ?鳴らへん。」

そう言いながら鐘をぶら下がったロープで押している。

「お寺の鐘ちゃうねんから(笑)」

引っ張ることを教えると、ようやく鐘の音が響いた。
私たちは顔を見合わせて笑う。

こうして、淡路島一泊二日の旅は終わった。
最後まで、私たちらしい旅だったと思う。

🔽幸せのパンケーキ本店のシーンから

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